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技術の進化によって人の価値も変化している?

閲覧記事:DiFa

https://www.difa.me/articles/20172016-ectopics

 

多様化するECサイトの決済方法

2016年はファッションに限らずネットショッピングの決済周りについてのトピックスが豊富に出揃った。
Apple Pay、Paypal、Spike、LINE Payなど。
事業側としては、ユーザーに取って手間のかからないショッピング体験を提供するオンライン決済代行サービスはECの売り上げを向上させる上で重要な事項の一つであることは誰が見ても明らかであると考える。

ECで買い物をする際の支払い方法が変わってきている。
10年ほど前であれば、クレジットカードか代引きくらいだった。
それも、購入を決めた後に大量に必須事項を入力し、商品を一つ購入するのに結構な時間を費やしていたのを覚えている。
最近でこそ技術や提供側の知識も進化し、UI改善や一度購入したことのある人は自動で入力項目が入力されているなど、以前ほど手間が掛からなくなってきた印象がある。

 

 

 

EC業界の中でもAIが重要になってきている

2016年は、ファッションECにおけるコンシェルジュサービスも話題となりました。とりわけユーザのファッションに 関>する嗜好を学習し、ニーズに合った商品をレコメンデーションするファッション人工知能アプリ「SENSY(センシー)」>が実用化されるなど、AI(人工知能)を利用した取り組みに注目が集まっています。

1年くらい前(2015年)にとあるサイトのリニューアルに携わった。
そのサイトには、ユーザーの属性によってコンテンツを出しわけるといった機能を搭載した。当時もAIという技術は存在したが、実用化とは程遠い不完全な技術で会った。そのため、コンテンツの出しわけ方法としては、コンテンツを作成する際に作成者がコンテンツに対して手動で属性紐付けるというアナログなものになった。(それはそれで管理もしやすく、結果売り上げにつながった)

何が言いたいかというと、ほんの1年くらいで技術が驚くほど進化し、閲覧履歴や「いいね」からユーザーの趣味嗜好を判断し、それに合った服をサジェストするといった機能が当たり前のようにECサイトで利用されているということにとても驚いている。

 

 

 

 

まとめ

例えばプッシュ送信で知らされる期間限定のセール情報や、タイムライン上に現れては消えゆく、気づかないうちに古くなったり、油断していると見失ったりしてしまう最新情報など、なにかしら即時的な反応が期待されるようなサービスは、ECサイトが主体となって先導されていたように思えます。
自分が知りたいタイミングで、欲しい情報をピンポイントで受け取ることができるコンシェルジュサービスや、飽きれば返送して新たなコーディネートアイテムを手にできるファッションレンタルサービスなどは、消費者を主体としたサービス。情報過多のいわば「スピード疲れ」を背景に、より消費者のマインドに寄り添ったサービスが今後はさらに期待されるのではないでしょうか。

おそらくどちらのパターンも「衝動買い」に近いのではないでしょうか。ユーザーの中でニーズは潜在的(とはいえなんとなく欲しいものは決まっている)である。
セールというイベントがトリガーとなって商品を購入するのか、コンシェルジュなどのサジェストによってかわいい(かっこいい)という感情がトリガーとなり商品を購入する。
なので、どちらも明確に欲しいものが決まっていないユーザーに向けてのサービスではないのかと感じた。
というより、○○ブランドの〇〇が欲しいといった人がどんどん減ってきている。つまり、服単品に対して価値や魅力を感じる人が減っているのではないのかなと感じた。
これもネットやSNSによっておしゃれの価値が多様化し、「いいものを持っている」=「すごい」という構図が崩れてきているのかなと。